10数年に亘って大学病院で臨床と研究を行い、様々な人々のご支援を頂いて、京都大学医学部附属病院講師を経て、東北大学准教授まで辿り着きました。
その中で、国際特許を含めた特許5つ、英文論文61本 (インパクトファクター230点)、邦文論文52本、海外招待講演9回、国際学会発表24回、国際学会長(International Conference on 2nd NO and Cancer in Kyoto, 2010)という実績を挙げてまいりました。まだまだ学術的には大学で遣りたいことがありますが、母親の発病という機会をもって医師の本業である臨床に重点を置きたいと考えるに至り、仙台市営地下鉄八乙女駅前に平成23年度4月から研究所・クリニック設立を決意致しました次第でございます。
仙台先端医学研究所(所長:安田浩康)と東北大学未来医工学治療開発センター4Fの安田研究室にて新規治療開発研究を継続し、これまで通り肺癌治療や呼吸器疾患治療などの多施設共同研究を継続していく所存でございます。
また、今後も東北大学臨床試験プロトコル作成支援、東北大学医学部倫理委員会委員を兼任し、微力ながら研究に貢献してまいります。
私のこれまでの臨床医としてのスタンスは恩師である東北大学老年・呼吸器内科 佐々木英忠名誉教授の教えに従い、ジェネラリストでありつつ高い専門性も持つというものであり、今後もその方針を貫くつもりであります。更に京都大学探索医療センター・外来化学療法部での恩師である福島雅典名誉教授からは医師・研究者として学問的・精神学的スタンスをご教示頂き、それに則り患者さん本位の全人的医療を施していく所存でございます。
科学的証拠に基づいて、小児から老人までの一般内科・小児科をジェネラリストとして広く診療し、一方、専門医・指導医としてがん・慢性閉塞性肺疾患・肺線維症・睡眠時無呼吸症候群、消化器疾患、狭心症・慢性心不全・肺高血圧症などの多様な疾患の診断と治療を行う所存であります。
若輩ではありますが、その分長く地域医療に貢献できると思います。
何卒宜しくお願い致します。
昭和63年3月 | 神奈川県立新城高校卒業 |
平成元年4月 | 大阪大学工学部原子力工学科入学 |
平成3年4月 | 山形大学医学部医学科入学 |
平成9年3月 | 山形大学医学部医学科卒業(医師国家試験合格) |
平成9年4月 | 東北大学大学院医学系研究科博士課程入学 |
平成9年5月 | 石巻赤十字病院内科 |
平成12年3月 | 石巻赤十字病院内科退職 |
平成15年3月 | 東北大学大学院医学研究科博士課程修了(東北大学医学博士) |
平成15年4月 | 東北大学医学部附属病院老年呼吸器内科医員 |
平成18年10月 | 京都大学医学部附属病院探索医療センター検証部・外来化学療法部講師 |
平成20年7月 | 東北大学未来医工学治療開発センター臨床応用部門准教授 |
平成20年12月 | 京都大学医学部医学科非常勤講師 |
平成21年4月 | 東北大学未来医工学治療開発センター・臨床試験プロトコル・ピアレビュー審査責任者 |
平成21年6月 | 東北大学医学部・医学系研究科第二倫理委員会委員 |
平成22年4月 | 東北大学未来医工学治療開発センター臨床応用部門副部門長 |
平成23年4月 | 仙台先端医学研究所所長 八乙女駅前内科小児科クリニック院長 |
平成28年6月7日 | 医療法人社団希翔会理事長 |
平成28年9月1日 | 渋谷青葉台内科小児科クリニック院長 |
平成31年4月1日 | 八乙女駅前内科小児科クリニック院長 |
平成13年9月 | 日本内科学会認定内科医 | (認定番号第18302号) |
平成15年12月 | 日本内科学会認定内科専門医 | (認定番号第7347号) |
平成16年8月 | 日本老年医学会認定老年病専門医 | (認定番号第4005号) |
平成16年10月 | 日本呼吸器学会認定呼吸器専門医 | (認定番号第48005号) |
平成18年4月 | 日本老年医学会認定老年病指導医 | (認定番号第105009号) |
平成19年8月 | 日本がん治療認定医機構暫定教育医 | (認定番号第074572号) |
平成21年9月 | 日本内科学会認定総合内科指導医 | |
平成21年11月 | 日本呼吸器学会認定呼吸器指導医 | (認定番号第000267号) |
令和元年10月 | 日本ハイパーサーミア学会認定医 | (認定番号第321号) |